謎の男・藤井備後守 2021/09/27 刻印はどちらの藤井さん? 前回のブログの通り、 明治維新で京を離れた元出入りのお武家さんから お屋敷神のお稲荷様の祭祀を任されたのは二~三代目の頃。 当時の店主は“村瀬姓” 先代(=父)が婿入りしてから “藤井畳店”を名乗るように。 ところが諸家よりお預かりした ご神器の一つ・ご神鏡の裏面に “藤井備後守” の刻印が残っているのです。 現藤井家のご先祖ではないのは明らか。 あるいは、 武家“藤井家”からも祭祀を任されたのでしょうか? 偶然の一致ならそれはそれで 面白いと感じ入っているのです。