動物柄の縁(へり)を集めてみました
2021/10/14
「今年の干支は何だっけ?」
お手伝い君と今年の干支の話になりました。
ど忘れして店主藤井は思い出せません。彼も案外いい年なので出てこない様子。当店に常備している“干支柄の縁”を眺めてみても当然答えは出ません。
けれどもふと、動物柄の縁を並べれば壮観かも?と思い立ち、さっそく実行に移した次第。
一枚目は干支柄にドラゴン、巾広花鳥
真ん中の干支柄は『開運福太郎』シリーズより。おめでたい和の柄を鮮やかな赤と落ち着きのある中間色で展開。10月2日にご紹介した“花鳥”も同じシリーズでしたね。十二支の動物たちもかわいらしくデザインされています。
右の一本は『西遊記』シリーズの“竜紋”。赤い色地に緑の龍が踊っています。長崎くんちの“龍踊り”から中華→西遊記なのでしょうね。
ほかにも、ラーメン鉢の喜の字みたいな“双喜紋”や“卍紋”が中華テイストを盛り上げてくれますよ。
左は幅広畳縁(110㎜幅)の花鳥です(開運福太郎シリーズ)。幅広の縁はフローリングに直置きする畳のために開発されたもの。縫い目が見えないようにする工夫なんですが、これだけ幅が広いと結構な迫力ですね。インテリアにも使えそうな一品です。
二枚目はキッズ向けに招き猫に青春?
いちばん右の縁はキッズ向けキャット。赤い色地に緑のネクタイのお洒落なネコちゃんが、お散歩したりお座りしたりで楽しい一本です。
右から二番目が『開運福太郎』より“招き猫”。招客、招運には定番の柄ですね。
左の二本はキッズ向けシリーズの黄色地と赤地のモノ。イラストチックなデザインが愛らしい縁です。
そして真ん中の青い縁は、十二種類の魚介類が集合。商品名は『居酒屋の青春』シリーズより“12種類”。
ほかにも、寿司屋で見かける“魚偏シリーズ”や“いろは歌”もあるシリーズなのですが、
「笑いあり、涙あり、人情味あふれる居酒屋には、人々の心を和ませる暖かい空気が似つかわしい…」
どこが青春なのか、キャプションの主張に疑問符が付きますねぇ~残念ながら。
とはいえ、前回の14本買いのお客様は、干支柄と招き猫に加えて“いろは歌”をお買い求め頂きました。
過ぎし日々に思いをいたす、それが“青春”、その場所が“居酒屋”ということにしておきましょうか(?)
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藤井畳店 藤井 資久◆